「睡眠負債」と「睡眠不足」の違い、「睡眠負債」の解消法 NHK『あさイチ』より
「睡眠負債」と「睡眠不足」
「睡眠負債」はメディアでも最近話題ですが「睡眠負債」と「睡眠不足」は、
どう違うのでしょう？
睡眠不足は徹夜をした次の日など、短期的なもので、睡眠不足は日中に眠くなるなど自覚症状がある。
しかし、睡眠負債の怖いところは、慢性的に毎日１時間ほどの睡眠不足がたまっていくので、
本人が気づきにくいこと。
「睡眠不足」は気づきやすいが、「睡眠負債」は眠気を感じなくなることが多い。
だからと、よく平日の睡眠不足を解消するため、週末寝だめをする人がいますが、
これでは「睡眠負債」の返済はできない。
週末だから、ずっと寝続けるのはダメ。
人間の体内時計は、睡眠と覚醒のリズムがあり、起きて光を浴びることでスタートします。
光の刺激が目に入ると、その刺激が睡眠物質のメラトニンの分泌をストップさせる。
そして、光を浴びた15～16時間後にふたたび眠気が起こる。
平日は通学や出勤時間が決まっているので、朝起きる時間が一定ですが、
土日にお昼まで寝ると、体内時計が狂う。
土日にいつもより長く眠る人は、無意識に睡眠負債を返済しようとしている。
でも、寝だめで体内時計を狂わせて、かえって身体に負担がかかる。
寝だめをする子は成績が悪いというデータもあるとNHK『あさイチ』で専門家も言っていた。
ではどう寝ればいいの？
土日も平日と同じ時間に起きて、可能な限り早く寝る。
早く寝るのは実は難しいので、いったんいつもと同じ時間に起きて、
光をあびて体内時計を動かしてから二度寝したり、昼寝をする。
こうすれば体内時計は狂わず、夜早く寝れるようになるので、睡眠負債を返済できる。
実は、寝る時間の直前が一番眠くない時間、眠れない時間で、
だから、勉強や作業が一番はかどると感じやすかったりする、
「だから自分は夜型だ！」と思い込んでいる人は多い。
この寝る直前に勉強などに集中してのってくると、
眠気が無くなってしまって、寝る時間が遅くなってしまう・・・。
だから、寝る直前は復習などだけにして、寝る時間になったら、
ぴったり終わらせて寝る。
なかなか、寝つきが悪い人、不眠症の方。
実は私も以前は夜眠れなくて時計の音が気になって眠れなかったりしたものですが、
そのために、お風呂の入り方、部屋の温度、
寝具や枕など、いろいろ工夫をしました。
詳しくはまた書きますが、
一番効果があったのは、
自律神経の働きを整えてくれる整体ですね。
今はすぐに眠れますし、
睡眠導入剤がないと眠れないというお客様でも、けっこう数回の整体で、
すぐに眠れるようになったと喜ばれたりします。
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