簡単な側弯症チェック法「うちの子、側弯症では?」【立位検査】【前屈検査】
最近は学校等で側弯症と判断される子も多いですが、親がもっと早く気付いてあげられます。
簡単なチェックポイントは以下の通り。
立位検査
- 肩の高さに左右差がないか確認してください。
- 肩甲骨の高さと後ろのでっぱりに差がないかも見ます。
- 自然と腕を下した状態で立った時、腕とウエストとの隙間に左右差はありませんか?
(ウエストのくびれが左右で違ってないか見ます)
上記で左右差が出てた場合は、以下のチェックもしてあげてください。
前屈検査
両方の手のひらを合わせ、膝を伸ばしたままでお辞儀をします。
約90度位のところで、肩甲骨・肋骨・腰の左右で高さに差がないか確認してください。
上記検査で異常があった場合は、正確な判断を求めるために病院でレントゲン検査を受けることをお勧めします。
10歳以前には発症しないの?
いえ、実は側弯症は乳幼児期でも発症します。
欧米ではこの時期の発症が最も多いと言われます。
乳幼児の側弯症の見分け方は?
乳幼児は、別の方法で見分けます。
- ハイハイをする時に左右で手の出し方に差ある。
- 寝返りを左右どちらか片方しかしない。
上記の場合も側弯症の恐れがあります。
側弯症と判断されたら?
側弯症と判断された場合、病院での選択肢は側弯の度合いによって以下に分かれます。
- 経過観察
- 装具による矯正
- 手術
実はこれらにはメリットとデメリットが存在します。
選択肢によってお子様の人生が大きく左右されますので、親御さんがしっかり理解したうえで、最善の方法を選んであげてください。
当院に通っているお子様の写真