ダンサーやバレリーナの膝痛の原因は骨盤のゆがみ?!

2015年2月19日

バレリーナやアイドル御用達の一条整体院ですが、彼女たちの一番多く、深刻な悩みが膝の痛み。

ダンスやバレエでなぜ、膝が痛くなるのか?

その原因を解説します。

まず、柔道やラグビーみたいに、ぶつけたり転んだりしない場合は、靭帯の損傷は少ないので、バレリーナやダンサーに一番多くて、痛いのが膝の半月板の損傷。

バレエで半月板を痛める原因はズバリ無理なターンアウトです。

バレエでは足の置き方が決まっています。足のポジションは5つあり、バレエはこの5つの形のどれかから始まって終わる。

この1番ポジション( 踵をつけて180度足を開いた状態)や5番などからプリエする(屈伸)時に、股関節がかたいままプリエすると、膝を痛めやすい。

股関節が開かないのに無理して足だけ180度にしようとするために、膝がねじれたり、骨盤がゆがんでいるとバランスが悪くよろめく。

このとき、半月板に無理な力がかかって変形したり、潰れてしまう。

半月板が壊れると非常に痛い。

彼女たちは、根性で痛みに耐えてレッスンを続けるが、とても我慢できるものではなく、手術で半月板を取り除いたりすると、歩くだけで痛いなどの症状は軽減できます。

ところが、クッションを失くしたに膝の軟骨は確実に弱くなり、バレエをあきらめなければ膝の変形を起こし醜いO脚になってしまって、結局、変形性膝関節症になってしまったりする。

だから無理につま先を180度にするのではなく、つま先と膝のお皿の向きとが同じ向きまでで止めておくこと。

無理に開きすぎるとひざを痛めることを覚えてほしい。

特にこの1番や5番ポジションからのプリエ、そしてジャンプの着地の時の膝とつま先の向きに気をつけて、練習してください。

どうしてもズレル人は股関節がかたいからで、股関節を柔らかくするには、骨盤のゆがみを直し、深部筋肉を柔らかくしなければならない。

詳しいことはまた、書きます。

バレエ用語の解説

バレエでは足の置き方が決まっていて、足のポジションは5つあり、バレエはこの5つの形のどれかから始まって終わる。

1番ポジション:かかとをつけて180度足を開いた状態。

5番ポジション:つま先両膝を外側に向け、両足を重ね合わせる。
片足のかかとをもう一方のつま先につける。

プリエ(フランス語):足を外側に向けて、ひざの曲げ伸ばしをすること。
ドゥミ・プリエとグラン・プリエがある。

ドゥミ・プリエ: かかとが上がらない位置までのプリエ。

グラン・プリエ: かかとを上げて思いっきり膝を曲げる。

このとき膝がねじれてプリエをすると半月板を痛める。

ターンアウト(英語):股関節を外旋させること。フランス語ではアンデオール。
つま先が180度になるのがバレエの理想だが、膝や足首がねじれると特に膝を痛めやすい。

膝の外側が痛い、5番でグランプリエの途中で痛い。グランプリエで膝が曲がりきらない、膝の内側が痛い、などの痛みを抱える。

整体と共に肩関節、肋骨、股関節の可動域を拡げて より楽に ターンアウト (アンドゥオール)、より美しくアンオーやアラベスクが出来るようサポートしています。

大人になってからバレエを始めた方にもおススメです。

最近では大人になってからバレエを始める方も多いですが、そのようなみなさんの中には 肩関節や胸郭が固く 綺麗にアンオーが表現できない。

プリエをするときに股関節が開きにくく、ターンアウトが思うようにできないなど体の硬さで悩んでいる方は少なくありません。

幼い頃から良い指導者に恵まれてバレエをしてきた人とは違い、大人になってからバレエを始める方は、体が硬いから、求められる動きがなかなか出来ない・・・。

そこで、無理にターンアウトを頑張って、短期間で変えようとして、関節を痛めたり膝や骨の変形などでバレエ生命を縮めてしまう人が多い。

また、体が柔らかい子供の頃でも、体が完成していない12歳未満の子供は、無理をして骨の変形を起こしやすい。

それぞれの個性を無視して根性でがんばりすぎると、軟組織(硬組織の骨に対して筋肉、筋膜、靭帯軟骨、関節包 )を痛めたり、骨盤がゆがみます。

変なクセが出来て何年たっても上達せず、脚が上がらない、アラベスクでフラフラするなどといった悩みや、最終的には、膝を痛めてドクターストップになってしまう人も・・・。

せっかく好きで始めたバレエ。

思う存分踊れるように、あなたの夢を応援したい。

一条整体院にあなたの夢をサポートさせてください。

Posted by マイケル一条