前置胎盤の改善方法 【整体・骨盤矯正・仙腸関節矯正】
前置胎盤の主な原因は骨盤の歪みにあるというお話。
前置胎盤とは?
胎盤は受精卵が着床した場所にできるが、正常な場所は、子宮の上の方。
でも間違って、子宮の出口(内子宮口)を、胎盤がふさいでしまう状態を「前置胎盤」と言う。
これは出産時に大量出血の危険があるので、ママにとっても、赤ちゃんにとっても命にかかわる。
前置胎盤の種類
前置胎盤は3つに分けられる。
前置胎盤の中では、胎盤が内子宮口の一部だけ覆っている「一部前置胎盤」が最も多い。
紀子様も一部前置胎盤。
そして「全前置胎盤」が最も少ないが最も危険。
内子宮口からから5cm以上胎盤が離れていれば、正常。
内子宮口にはかかっていないが、5cm未満の場合は「低位(低置)胎盤」と言う。
低位胎盤は前置胎盤ほどではないが、妊娠中・出産時に出血のリスクは高い。
前置胎盤の判断
エコーの無い時代は出産時の大出血で亡くなることも多かったが、今は、産婦人科の定期検査の経膣超音波(エコー検査)で、早期判断ができるようになりました。
早ければ妊娠12週(妊娠3ヶ月・生理が来ないからと妊娠に気付く頃)くらいに、前置胎盤の可能性が分かる。
しかし、妊娠12週では、まだ胎盤が完成していないので、あくまでも可能性。
胎盤が完成する妊娠15~16週頃だと可能性は大きい。
でも妊娠30週頃までは、胎盤は子宮が大きくなるにつれて位置が変わる。
だんだん胎盤が上にあがり、まったく問題なくなることもよくある。
でも30週頃を過ぎて、胎盤の位置が変わらないなら「前置胎盤」。
この段階で、妊婦整体を行って正常位置まで胎盤が上がり、自然分娩が出来たケースもあるが、本来は妊娠前に骨盤矯正しておく方が良い。
全前置胎盤の場合は比較的早いうちに判断がつく。
この先胎盤が上にあがっても完全には内子宮口からはずれることは難しいと言われるが、珍しいケースだからで可能性はあるはず。
前置胎盤と判断された場合は32週頃には安静入院か、自宅安静を指示される。
子宮が大きくなるにつれて収縮しやすくなり、出血のリスクがあるため。
そして34~35週になってもやはり前置胎盤のままなら、出産方法や時期を産婦人科医師と相談しなければいけない。
最後までに前置胎盤なら、37~38週頃に帝王切開になる。
辺縁前置胎盤なら正常分娩が可能な場合もあるが、 母子の安全のため帝王切開を勧める産院がほとんど。
最終的に前置胎盤と判断されるのは全妊娠の0.5%程度。
前置胎盤の原因
前置胎盤は初産婦より経産婦に多い。
また流産手術や人工妊娠中絶術、帝王切開術、など子宮の手術の傷がある場合は前置胎盤の頻度が高い。
子宮筋腫や、生まれつき(?)の子宮奇形、子宮内膜炎などの場合も発生頻度が高い。
これは子宮内に傷や筋腫によって、その場所に受精卵が着床できず、下の方に着床してしまうためと現代医学は言う。
しかし大半はこうした異常とはまったく無関係のことも多く、大部分は原因不明という。
整体から言えば、子宮筋腫や、生まれつき(?)の子宮奇形、子宮内膜炎の人は骨盤の歪みから来る。
流産や帝王切開をしなくてはいけなくなる人も骨盤が歪んでいる。
当然、骨盤の歪みが前置胎盤の原因となっていると考えておかしくない。
顎関節症から頭痛やめまいがおこるのではなく、頭蓋骨が歪んでいるから頭痛やめまいが起こり、顎も当然歪むのと同じ理論。
今まで、たくさんの人が顎関節が直る前に頭痛やめまいが改善してしまうことから、私はこの理論は100%正しいと信じている。