赤ちゃんの抱っこで腱鞘炎にならない正しい抱き方
産後の抱っこで腱鞘炎にならない正しいだっこのしかた。
赤ちゃんの抱っこを、長時間していると、手首が痛い! なんて腱鞘炎などに、よくなる。
正しい抱っこの仕方を紹介します。
整形外科は、ドケルバン病とか狭窄性腱鞘炎なんて病名はつけてくれますが、シップや痛み止めの薬をもらうだけで、大して効かない。
「あんまり抱っこしないで下さい。」なんて言われて。赤ちゃん泣いてるのに、「ンな事出来るか!」って思いません?
授乳中なら痛み止めさえくれないことも・・・。
(その方が良心的な医者ですが)
それでも改善しないと、手の使い過ぎが原因だから手を動かすなとか、固定するサポーターや装具を売りつける。
子育てで忙しいのに、こんなものつけて家事やオムツの交換なんかやってられない!
ではステロイド注射、神経ブロック注射したり、それでも効かないと、若い経験の少ない整形外科医は、すぐに手術しましょうと言う。(*手術の危険性はまた書きます。)
保険の使える整骨院や接骨院も、テーピングだのストレッチだの、温めろだの冷やせだの、何をやってもなかなか良くならない・・・。
だから、このページに来られたのですね?
腱鞘炎の原因は一つではありませんが、だっこが原因の腱鞘炎の理由は簡単です。
抱っこで、使い続ける筋肉が疲労するのが原因です。
専門家のために難しい説明は後で詳しく書きます。
では、どうすればよいの?
抱っこしながら、ストレッチ&筋トレをする抱っこ法です。↓
これでも良くならないなら、かなり重症です。
たぶん手首だけでなく肘や二の腕まで痛みやしびれを感じているはずです。
できれば一度、一条整体に来て下さい。
頸椎や胸椎、肋骨の矯正が必要だと思われます。
この動画で、なぜ改善するのか?
ここからは専門的な話で難しくなりますが、実は、腱鞘炎の改善に手根骨のゆがみを直せば、即効性がある。
お客様の痛みを何とか楽にしてあげたいと願う熱心な整体師なら知っている。
これは、屈筋群が手根骨を引っ張ってずらしてしまい腱鞘を圧迫する。
しかし、手根骨を矯正して良くなったと思っても、抱っこすると、すぐに痛くなってくる。
すぐに屈筋群が手根骨を引っ張ることで戻ってしまうからです。
だから、予防として、逆に手首を返して、普段使わない伸筋を鍛える事。
伸筋を鍛えれば、屈筋に引っ張られないように綱引きのように支えてもらえるからです。
腱鞘炎の手術の危険性
腱鞘炎の手術は「安全でリスクが少ない。再発の心配もない」と若い整形外科医は、すぐ手術を勧めてきます。
しかし、手術後も痛みが全く変わらなかっただけでなく、手の力が弱くなってしまった人や、痛みが再発している人がたくさんいるそうです。
中には手術後にRSD(反射性交感神経性萎縮症)といわれる難病を発症する人も。
(※ RSD(反射性交感神経性萎縮症):手に腱鞘炎以上の激痛が走り、神経過敏になって、筋肉がガチガチに硬直したり、逆に握力がなくなってダランと力が入らなくなったりする症状です。改善法もなく、何年間も悩まされることもあります)
専門家の為の詳しい腱鞘炎の原因の説明
尺側手根屈筋などの屈筋群ばかりが使われることで、屈筋群が疲労します。筋肉が疲労するということは縮んでしまうことです。
筋肉には屈筋の反対に伸筋(伸ばす筋肉)があります。
普段は手を曲げたら伸ばすのが普通ですね。
だから、伸筋と屈筋がバランスよく使われる限り手が痛くなることはありません。
でも抱っこは屈筋群ばかり使うので、筋肉は縮んでしまうばかり。
この縮んでしまった筋肉をストレッチすれば良くなると整骨院は考えてしまうのですが。
子育て中のママが、睡眠時間どころか、トイレに行くのも苦労しているほど、時間がないことは分かっていない。
だからこんなストレッチしろだの、マッサージしろだのと指導してしまう・・・。
たいていやってないし、痛くなってからやったところで効果を感じないので、ますますやらない・・・。
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