暑い夏の不眠対策。TBS【駆け込みドクター】睡眠特集より

2014年8月4日

8月3日に【TBS駆け込みドクター】で睡眠特集をやっていました。

寝苦しいこの季節、特に気になる睡眠時の暑さ対策についての内容でしたので、

それに補足したいと思います。 

fig_ut_103.gif

皆さんは夏の夜、暑さで眠れなかったり、

汗ビッショリで夜中に起きたりしませんか。

TBS駆け込みドクターでも、

人間は、湿度が高いと、汗を蒸発できず、

体はベトベトになるし、気温以上の暑さを感じるわけです。

こんな状態では不快で寝にくいですね。

だから、クーラーや扇風機を活用する人は多い。

ところが、このクーラーや扇風機の使い方が意外に難しい。

下手な使い方をすると、夏バテや冷え症を助長するので、

以下の内容を参考にして下さい。

人間の体温には、夜寝る前にピークがあり、

それ以降体温が低下するというリズムがあります。

そして、この体温が低下するときに眠気を感じ、

低下の幅が大きいほど強い眠気になる。

蒸し暑い夜は、低下するはずの体温が下がらないので、

なかなか寝付けない!といわけです。

そこで、就寝前にエアコンで寝室の温度を下げておくと、よく眠れる。

しかし、寝つきの気持ち良さに合わせて室温を下げると、

寝ている間の体にとっては温度が低すぎ、

寝冷えしてしまう。

そこで、室温が25~28℃になるように温度設定し、

クーラーからの風が直接体に当たらないようにすること。

駆け込みドクターでは、27℃程度で一晩中クーラーを付けておくのをオススメしていましたが、

これについては、正直、私、松本はあまり賛成できません。

なぜかと申しますと、スッキリした目覚めとその後の活発な活動には、

目覚める前の体温上昇が欠かせないからです。

クーラーで体を冷やしてしまうと、この体温上昇が邪魔されるため、

目覚めの悪さや、だるさを引き起こします。

皆さんも、一晩中クーラーを付けっぱなしで寝て、

翌朝体がだるくなったことはないですか?

睡眠の質を考えるには、睡眠の導入、睡眠の継続、寝起き、疲労の回復など、

様々な要素で考えていく必要があります。

ですから、私のオススメは、

タイマーで起床時間10分前には、

クーラーが自動的に切れるようにしておく

 また扇風機の使い方ですが、

風を直接体に当てると、

体が冷やされ過ぎてよくありません。

風速0.4m/秒ぐらいが丁度良いといわれますが、

これは通常の扇風機の「微風」や「弱」よりも弱い風速。

そのためTBS駆け込みドクターでやっていたように、

一度、壁や天井に当ててからの風を受けるのが正解。

ところで、駆け込みドクターでは、寝る時には手足を掛け物から出していたほうが

上手く体温を放熱できるので良い、と伝えていました。

これは冷え症が全くない方にはいいのですが、

冷え症の方にはオススメできません。

冷え症の方の場合、元々手足は血流が悪く、

血液は体の深部ばかりを巡っているので、

体温の放熱がうまく進みません。

むしろ、寝る時は通気性のいいシルクなどの靴下を履くほうが、

手足の血流が増えて放熱しやすく逆に眠りやすかったりする。

冷え症の方は、テレビの情報を鵜呑みにしすぎないようにご注意を。

ちなみに、睡眠前の入浴ですが、

夏でも入浴後に体温が下がってきたところで就寝すれば、

うまく眠気を引き出せる。

入浴には心身の緊張を解き、リラックスすることができるという効果もあります。

ただし、体温の低下にかかる時間を考慮すると、

就寝の約1時間前にはお風呂から出るようなタイミングが良いです。

img_suimin1.jpg

また、41度以上の熱いお湯に入ると、リラックスせず、逆に、交感神経が高ぶったり、

入浴後に体の深部温度がなかなか下がらず、

かえって眠れなくなってしまいます。

どうしても熱いお湯が好きな方は、

就寝の2~3時間前には入浴をすますよことをオススメします。

しっかり睡眠を取り、暑い夏も元気に乗り切りましょう!

写真1.JPG

子供たちの幸せを願うママのために

ママのための一条整体院(奈良院)>>>

〒630-8115 奈良県奈良市 大宮町1-3-7 1F 0742-35-4976

24時間ネッ初回検査カウンセリング料トで整体予約ならこちらをクリック>>>

 

↓子育て支援のために、クリックお願いします。

にほんブログ村 健康ブログ 健康オタクへ
にほんブログ村