夏の落とし穴「内臓冷え」。日テレ【世界一受けたい授業】より
世界一受けたい授業で、内臓冷えの特集をやっていました。日本テレビ7月26日
内臓冷えは、冷え症の中でも、特に怖いもので、気づかないうちに体を悪くします。
いつも「疲れを感じる。」などの倦怠感。
何度も風邪を引く。
厚着をしても体が冷える。
下痢や便秘をしやすい。
などの症状があったら要注意。
今回は内臓冷えについて、日本テレビ世界一受けたい授業の内容よりも詳しく説明したいと思います。
人間は、運動して筋肉を動かすことや食事をすることで熱を生み出しており、
温まった血液を循環させることで体温を維持しています。
気温が低いと、熱を体の外へ逃がさないために、自律神経が働いて手足の血管を収縮させ、
血液を体の中心に集めて内臓を温めます。
この人間に備わった防御システムが過剰に反応してしまうのが、
日本の女性に多い症状である冷え症です。
冷え症には、大きく分けると、5つのタイプがあります。
- 四肢末端型冷え症
- 下半身型冷え症
- 内臓型冷え症
- 全身型冷え症
- 局所型冷え症
この中で、1,2,5は上述の防御システム過剰によることが多いようです。
しかし、いわゆる内臓冷えである3、の内臓型冷え症ですが、これはちょっと特殊で、
自律神経の働きはむしろ弱く、気温が低くなっても手足の血管を収縮させないため、
血液は内臓にあまり集まりません。
このため、内臓型冷え症では末端の手足は温かく、
お客様に冷え症の自覚がないことも多いです。
体の中心である内臓が冷えている状態ですので体の機能への影響は大きく、
胃腸障害や膀胱炎などを起こしやすくなってしまいます。
特に腸は、免疫力と消化吸収を担当している重要臓器ですので、
ここが冷えると体にエネルギーがなくなり、ちょっとしたことですぐ風邪を引いたり、
下痢や便秘をしてしまう状態になります。
こうした状態が長く続き体全体が弱ってしまうと、4の全身型冷え症になってしまいます。
冷えを悪化させるには理由は次のような理由があります。
- 冷たい物の摂り過ぎ
- クーラーの浴び過ぎ
- 過度の疲労
1は世界一受けたい授業でも扱っていましたが、
胃腸は冷たさや熱さをあまり感じないのでついやってしまいがちです。
ですが、氷水に手を5分もつけていたら冷え切って麻痺してしまうように、
胃腸もまた過剰な冷却には耐えられません。
冷たい物の摂り過ぎにはくれぐれも注意しましょう。
また、2,3も自律神経のバランスを崩し、冷え症の原因になります。
クーラーも使い過ぎには注意が必要です。
内臓型冷え症のチェック方法として、体温計で10分間わきの下で体温を測る、
というものがあります。
10分という長時間測ることで、内臓の温度に近づくという原理のようです。
36.3度以下の方は内臓型冷え症の可能性があります。
また、お腹が冷えるとすぐに下痢や便秘になる方も可能性大です。
内蔵型冷え症の予防は、上着や靴下や半身浴など一般的な冷え症対策の他に、
以下の料理が有効です。
- 常温以上の温かい料理
- 胃腸を温める乾燥生姜を使った料理
- 熱源になりやすいタンパク質(特に豚肉)を使った料理
熱い料理を食べて、かえって冷たい水を飲む量が増えてしまった。
なんてことにならないように注意して下さいね(笑)
何事もホドホドが大切です。
ちなみに、一条整体院に来ていただいた方には、内蔵型冷え症にとても有効な「有機玄米コーヒー」を販売しています。
ご興味がおありの方は、是非一条整体院にいらして下さい。
しっかりと冷え対策をして、今年の夏も夏バテ知らずで過ごしましょう!
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