プチ断食ダイエットの研究 ケトン体ダイエットの危険性について NHKためしてガッテン
NHKためしてガッテンでは、ホテルで週末断食を実験すると、
体重減少や、血中の中性脂肪値が改善
そして、
血中のケトン体の上昇。
このケトン体こそ、
プチ断食ダイエットのカギ。
◎脂肪燃焼のカギはケトン体
食事を抜き、糖分が少ない状態が続いた場合に、
体の脂肪を分解して作られるのが、ケトン体。
このケトン体、実は脳のエネルギーにもなり、
人間が飢餓を生き延びるためのすごい仕組み。
しかし、ケトン体が体内で増えすぎた場合、
体が酸性になる「ケトアシドーシス」という状態になり、
意識障害に至ることも・・・。
実は2~10歳の子供がかかるケトン中毒とか、
自家中毒と呼ばれる周期性の嘔吐症があり、
何を食べても吐いてしまう。
うちの息子も何回も入院した。
本当にうちの妻と息子は病気のデパート。
おかげで下手な医者より病気に詳しくなってしまった。
点滴以外では水分さえ摂れないために、
ほっておくと(子供が苦しんで吐いてるのに?)脱水で死に至こともある・・・?
ケトン体を利用することは、
脂肪を燃やしてくれるという意味では、
ダイエットやメタボ予防効果が高い反面、
極端な断食で食事を減らしすぎるとリスクもある。
とNHKためしてガッテンは言う。
たしかに10歳以下の痩せた子供や糖尿病予備軍の人が、
いきなりプチ断食をするとリスクがあるが、
健康な人ならまず大丈夫。
まあ、糖尿病に気付いてない人も多いので、
普段糖質、炭水化物を食べ過ぎている人は、
いきなりよりも少しづつ減らして行くほうが安全でしょう。
ところで「ケトン体」という用語は不正確な言葉。
糖質制限で増加するのは、βヒドロキシ酪酸(3ヒドロキシ酪酸とも言う)という脂質代謝産物。
病院で検査する「総ケトン体」の大部分(90%前後)をこの物質が占める。
実はこのβヒドロキシ酪酸はケトン基を持たず、正確にはケトンではない。
だから「脂質代謝産物」とか「βヒドロキシ酪酸等」が正解。
世の中の医師のほとんどは、『ケトージス』や『ケトアシドーシス』について悪いイメージしかない。
危険な状態と誤解している。
すぐ「病気」と決めつける。
何故なら、医学部でそういう教育を受けて育つから。
卒後も特別勉強熱心なごく一部の医師を除いて、『生理的ケトーシス』など知らない。
だから、体調が良ければ、血液検査で「ケトン体」が多いといわれても心配はいらない。
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