直腸性便秘の改善方法は風船?整体の方が良いのでは?NHKためしてガッテン

2015年11月30日

直腸性便秘の改善方法は風船?整体の方が良いのでは?

ひどい便秘の中に「直腸性便秘」と呼ばれるものがあります。

排便した後、トイレットペーパーで何度拭いても便がつく。

こんな人は「直腸性便秘」かも。

なぜ何度も便がつくのか?

ウンチが全部出し切れないからです。

まだ肛門の中に残っていて、排便しても残便感が残る。

直腸性便秘の見分け方としては、トイレットペーパーで何度拭いても便がつく以外には、

・残便感が続く
・強く息んでも出にくい
・でもトイレの回数は普通、もしくは、多い

直腸性便秘になる原因は?

「直腸性便秘」は便意があるのに我慢し続けている人に多い。

例えば直腸性便秘は、痔で痛くてトイレに行かない人や、

仕事がトイレに行く時間がとりにくい、恥ずかしいなど・・・。

どこでもうんちをする動物と違い、人の便意は、我慢すると、無くなっちゃう。

便意が無くなれば、便はお尻に残ったまま・・・。

それが何度も続くと、体は「直腸に便がある状態」に悪い意味で慣れてしまう。

便があるのが普通と・・・。

「直腸に便が無い状態」が本来なら正常。

だから、肛門まで便が降りたら脳に「便が来た」という信号が来て便意を感じる。

排便されるべきウンチが残っていると良くない。

長時間、腸に便が残っていると、便の水分が吸収され、水分を失った便は硬くなる。

水分を失った硬い便は、なかなか出にくく、切れ痔などの原因にもなる。

また、長期間便が腸内に留まると、悪玉菌が有毒ガスや、

発がん物質などを発生させ、大腸がんの原因にもなる危険なもの。

直腸性便秘の原因は、便意を我慢する以外に、下剤や浣腸の誤用・乱用などもある。

《直腸性便秘には逆効果な、有名な便秘解消法》

  • 便秘解消法と言えば野菜を食べる。
  • これは「食物繊維」で、便を増やし大腸を刺激する。
  • 「水分を多くとる」のも、便を柔らかくして大腸の働きを助ける。
  • つまり、有名な便秘対策のほとんどは、「大腸」に問題がある便秘に効果がある。
  • しかし、便秘の人の3人に1人は大腸に問題がない。
  • それを知らず、こんな対策を続けると、便の量が増えて腹痛の原因になることも!
  • 便秘にも様々な原因があり、「食物繊維」や水分を多く摂るなどの便秘解消法は逆効果なのが直腸性便秘。

NHKためしてガッテンで紹介された直腸性便秘のケース

約3年前も重い便秘に苦しむ。出産する時ほど息んでも、

なかなかウンチが出ない、猛烈な残便感がずっと続く。

食物繊維を多く摂ろうが、水分を摂ろうが便秘は全く改善しない。

大腸がんでは?と病院で検査をしましたが、何の問題もない。

病院の便秘薬も効果がなく、むしろ便秘が、どんどん悪化し、

時に不快で起き上がれないほどに・・・。

そこで、排便造影検査で調べた。

これはバリウムを混ぜた小麦粉を腸に入れ、腸の形を調べる。

すると、腸に5センチほどのポケット状のふくらみが見つかった。

場所は大腸の出口にあたる直腸。直腸に便があると、人間は便意をもよおす。

強烈な残便感の正体は、便を出すたびにポケットに便がたまっていることだった。

排便のメカニズムから直腸性便秘を説明すると、

ふつう、直腸の下の部分に便が入ると、人は便意をもよおし便が出るはず。

でも実は、それだけでは便は出ない。もう一つ、無意識にやっている。

それは、「骨盤底筋」という筋肉をゆるめる行為。

ただ座っている時は、直腸肛門角は90度で、便が漏れ出ない。

これが、骨盤底筋がゆるむと、130度くらいまで開いて便が通りやすくなる。

するっと出て、スッキリする。

直腸性便秘の人は、いきんでも、骨盤底筋がゆるまない。

逆に緊張して、ガチガチになるので、直腸肛門角は変わらず便の通りが悪い。

すると、便の出口が狭いままで便が押される。

すると、直腸の壁が押されて、ポケットができて、そこに便が溜まる。

(このポケットを、直腸瘤といい、女性特有のものらしい)

そして、直腸の下部に便が溜まるので、便意が続く。つまり、残便感が残ると。

ここで便秘薬を飲んでしまうと、ぜん動運動が活発になり、

便を押す力が強くなり、ますますポケットが大きくなり便が溜まる。

食物繊維を摂った場合便のカサが増えるので、ますます便意が高まる。

出口がうまく開かないまま、ポケットに便が溜まってしまうんですね。

NHKためしてガッテンによると、慢性便秘の3人に1人は、この直腸性便秘が疑われるという。

◎ 直腸性便秘の改善には整体の方が良いと思うが、病院ではお尻に風船を突っ込む?

直腸性便秘を改善するには、骨盤底筋の動きを良くすればよい。

ある病院では、風船を使って便秘を改善する。

風船をお尻に突っ込んで直腸の中で膨らませ、便の代わりに出す練習をする。

それを繰り返し、骨盤底筋をゆるめるコツがつかむという、

「バイオフィードバック法」

恥ずかしい・・・。

直腸性便秘の人は、骨盤底筋をうまくゆるめられない。

ゆるめているつもりで、緊張させていたりする。

バイオフィードバック法では、専門家が付き添ってそれを指摘してくれる。

恥ずかしい・・・。

ちなみに1回の料金は1000~2000円程度。標準的には5回くらいの練習で改善するそうで、

安く済ませたいならおすすめかもしれませんが・・・。

ただし、風船法で改善される人は2割しかなく、バイオフィードバック法で効果がない場合、

直腸を囲む筋肉を縫い合わせる手術をするという。費用は施設によって異なるが、7~8万円程。

ちょっと待った!

整体で直腸性便秘は改善するかもしれません。

ちょっと専門的になりますが、

骨盤底筋群の中に外肛門括約筋というのがある、

骨盤底筋群は全て陰部神経(S2~S4)が支配している、

この神経は仙骨から出ていて、仙骨のゆがみが原因で、

直腸性便秘になるのでは?というのが私(マイケル)の考えです。

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便秘も解消しないでダイエットなんかできるか~!

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