肩甲骨ストレッチでダイエット！ＮＨＫあさイチ７月９日より。
上半身の骨盤と呼ばれるほど重要な、
肩甲骨
この肩甲骨が猫背などでズレると、
「腰痛」「肩こり」「四十肩」「頭痛」「耳鳴り」「めまい」、そして
「うつ」などの原因にさえなる。
そこで、さまざまな不調の原因、「肩甲骨のズレ」の解消法を紹介した。
ＮＨＫあさイチ スゴ技Ｑ スッキリ肩甲骨で不調脱出！７月９日放送を、
詳しく解説をしたい。
肩甲骨を上手く使うと美しい動きが出来るようになったり、
バストアップや若々しい後ろ姿を手に入れたりと、
女子力ＵＰにも役立つ。
肩甲骨の解説
肩甲骨は、背中の両側にある大きな三角形の骨。
長年、猫背で固まっている人の肩甲骨は、肋骨に張り付いているように見えるが、
健康な子供の肩甲骨を見ると、天使の羽のように、90度パカパカ開く、
肩甲骨が他の骨と関節で繋がっているのは鎖骨だけで、
他は、背中の筋肉や胸の筋肉だけで支えている不安定な骨。
だから、肩甲骨の片側の筋肉が硬くなり、反対側の筋肉が伸ばされると、
肩甲骨の位置が大きくズレる。
肩甲骨のズレが原因の体の不調
肩甲骨がズレると首・肩や背中の凝り、ひどくなると「四十肩」そして
「頭痛」「耳鳴り」「めまい」「うつ」まで引き起こすことがある。
肩甲骨がズレを改善するには、
肩甲骨まわりの硬くなった筋肉をほぐすストレッチが有効。
※手にしびれを感じる人や、激しい頭痛のある人は、
ストレッチで症状が悪化する場合がある。
信頼できる医師、トレーナー、整体師などにご相談下さい。
またそれ以外の方も、ストレッチをして、しびれや、痛みを感じた場合は、
ストレッチを中止する。
取材協力
東京医科歯科大学大学院 関節機能再建学 望月 智之准教授 整形外科医
肩甲骨の位置をなおす ステップ１
★背骨を整える
肩甲骨の位置のズレを直しにくくしている背骨を柔らかくする。
《用意するもの》 フェイスタオル（※ＮＨＫあさイチ使用）
タオルはゆるまないようにしっかり巻く。
太さの目安は、手首くらい。
タオルを背中に対して横に置き、その上に仰向きになる。
当てる場所は、｢胸椎｣の部分。
脇の下から、胸の肋骨の出っ張った所までの間（胸の部分の背骨）。
呼吸は深くゆっくりと行い、腕は軽く開き、肩の力を抜く。
１～２分間したら、タオルを当てる位置を約３センチずつ動かす。
このとき、タオルではなく体の位置を動かすのがコツ。
理由はタオルがゆがまないため。
またベッドや布団ではなく、
畳や薄手のマットで行う方が体が沈まないために良い。
肩甲骨の位置をなおす ステップ２
★胸の筋肉を柔らかくする
肩甲骨を前に引っ張る胸の筋肉（大胸筋・小胸筋）をほぐす。
胸のストレッチ１
イスに座り、腰を反らさず、あごを引く。
息を吐きながら、手のひらを前に向ける。
この時、肩甲骨を寄せて少し下げるように意識。
その状態で３～５秒キープ。１日１０～２０回が目安。
胸のストレッチ２
壁やドアに、肩の高さになるように手を置く。
置いた手と逆側の足を前に出す。
前に出した足に体重を移動させ、胸の筋肉を伸ばす。
この時、肩甲骨を寄せるように意識して、３０秒キープ。
左右３回行う。
※一条整体院では40秒をオススメします。
東京医科歯科大学医学部附属病院
スポーツ医学センター・相澤純也
77「著書「頸部痛・肩こりのエクササイズとセルフケア」
肩甲骨の位置をなおす ステップ３
★背中の筋肉をエクササイズ
肩甲骨周辺の背中の筋肉を鍛える。
背中のストレッチ１
ヨガの猫のポーズ
１．手とひざを床につき、ひじを曲げないようにしながら、
重力を利用して、胸を反る。
このとき、息は吸いながら、肩甲骨を寄せるよう意識して行う。
頭は少し上を向くように。
２．次に、息を吐き、肩甲骨を開くよう意識しながら、背中を丸める。
頭はへそを見るようにする。
３．丸めて反る動作を１回として、１０回で１セット。
１日２セットが目標。
背中のストレッチ２
手とひざを床についたのち、片手を床から離し、頭の後ろに置く。
肩甲骨を寄せながら、上半身をねじり、横を向く。
呼吸は浅く続ける。
左右１０回で１セット、１日２セットが目標。
あさイチＨＰには省略されたが、一条整体院でも教える、
正しい掃除機のかけ方。
痛くない程度になるべく大きく脚を開いて、
（痛みに強い人は息が苦しくなったら、やりすぎ）
へそを正面に。押すときは前かがみにならないように軽く。
引くときにしっかり力を入れる。
ダイエット効果もあります。
