NHKためしてガッテン 食欲を抑えるヒスタミン ダイエット(ヒスチジン)

2011年6月16日

NHKためしてガッテンより。

 食べ過ぎを抑える夢の物質ヒスタミン。

肥満の改善にヒスタミンを使うと、
半年で40kgのダイエットに成功した人も。
 

実は「よく噛む」と脳の中にヒスタミンが増え、自然に食欲が減る。

 

まずは、人間の過度な食欲はなぜおきるのか?

 

ふつう、

野生の動物は必要な分、以上は食べない。

 

NHKためしてガッテンでの実験、

ニホンザルに大量のサツマイモを与えても、

必要以上には食べなかった。

しかし、サツマイモに、

バターとハチミツを加えたとたん、

いつもの4倍の量を完食!

 

実は、甘みや油脂、だしなど、

おいしい物を食べると脳内でβエンドルフィン(快感物質)が出る。

これが「過度の食欲」の原因のひとつ。

 

また、「ストレス」でも食欲がアップする。

さらに、最近の研究で「睡眠不足」も食欲をアップさせるグレリンというホルモンが

増えることがわかった。

その上、テレビやチラシなどのグルメ情報や、

ケーキ屋や焼肉屋などの香りだけでなく、マクドのポテトなどに代表される人工香料、

着色料などによる美味しそうな見た目、

満腹中枢をマヒさせるアルコールや人工甘味料など、

現代人は飲食産業に仕組まれた、過度な食欲を大きくさせる誘惑に囲まれている。

 

 食べ過ぎを抑えるには「意志の力」と言う。

そこで、おいしい物を食べたときの脳の反応を調べると、

前頭前野(判断や意志決定をする部分)の活動が

明らかに下がった。

 

つまり、

現代人は、意志の力だけでは、

おいしい物の誘惑に勝つことはできない・・・。

 

根性では痩せられないと以前書きましたね。

 

そこで、

医学が発見した食欲を抑える物質ヒスタミン!

 

肥満改善のため、食欲を抑える研究が行われ、ヒスタミンが食欲を抑えると発見。

 

脳の中にヒスタミンが増えると、食べる量が減り、

 

ヒスタミンが減ると、食べる量が増える。

 

じゃあ、食欲を抑える薬として

ヒスタミンを飲めば痩せられる ?

 

確かに風邪薬に含まれる抗ヒスタミン剤を飲むと食欲が増える。

 

これは体中のかゆみや鼻づまりなどのアレルギー症状の原因・ヒスタミンを抑えるが、

 

副作用は食欲増進。

 

食の細いウチの子が急にミルクの飲みっぷりがいいなと思ったら、

 

カミさんが抗ヒスタミン剤を飲ませていた。

 

つまり風邪薬を飲むと太る。

 

逆も出来るかと言うと、残念ながら脳には血管脳関門といって、

 

脳に必要な物質以外は通れないため、

 

ヒスタミンは飲んでも脳に届かない。

 

しかも、ヒスタミンは脳以外では、

 

鼻づまりやかゆみなどのアレルギー症状を引き起こす物質。

 

飲めば体中かゆくなり鼻水鼻づまり目のかゆみなどひどい目に遭うかも。

  

つまり痩せる薬としてヒスタミンを飲んでも、かゆいだけ。

 

では、どうすればヒスタミンを脳で増やせるの?

 

実はヒスチジンを多くとると食事の量が減るとわかった。

 

ヒスチジンとはヒスタミンの原料になるアミノ酸の一種。

ヒスチジンはヒスタミンと違い血液脳関門を通過することができ、

脳内に入ってからヒスタミンに変わる。

 

ヒスチジンは、まぐろ、かつお、ぶり、さば、さんま、

 

などの青魚にが多く含まれる。

 

お寿司がダイエットフードとして欧米で尊重され、

 

英語の辞書に SUSI と載るほど流行っている。

 

1日にどれくらい食べれば効果あるかは研究中らしいが、

 

おそらく食べたいだけ食べれば良い、

 

寿司なら食べ過ぎても太りにくいから、お寿司を食べよう!

 

え?

 

高いから無理?

 

じゃあ毎日サンマかサバでは?

 

和食バンザイ!くたばれ洋食!

 

え?付き合いで洋食はやめられない?

 

では仕方ない、裏技ダイエットを教えよう。

 

「よく噛(か)むこと」が、

脳の中だけでヒスタミンを増やすこともわかった。

 

噛(か)んだ刺激が脳内の結節乳頭核に届きヒスタミンを増やす。

そしてヒスタミンが満腹中枢を刺激して満腹感が高まる。

さらに、脳内のヒスタミンは内臓脂肪も減少させるとわかった。

以前から、よく噛むと痩せると言われた、

その理由はゆっくり食べると、満腹中枢に血糖値が上昇して食欲を抑えるが、

早食いはそのヒマが無く食べ過ぎるためと言われて来た、

しかし、ゆっくりではなく、

よく噛(か)むことが満腹感を高めるという新発見。

 

NHKためしてガッテンでの実験。

食前にガムをしっかり噛んでから食べたグループと、

そのまま食べたグループでは、

 

ガムを噛んだ方が食べる量が減った。

ガムを噛むだけで食欲を抑える効果はある。

 

しかし、ガムを噛んでダイエットは、なかなか習慣になりにくいし、

 

間食をする習慣が抜けにくくなることから、専門家はお勧めでないとのこと。

 

太っている人は面倒臭がり屋さんが多い。

 

ふだんの食事でしっかりと噛む習慣をつけることがオススメ。

NHKためしてガッテンで、肥満の改善にヒスタミンを使って、

半年で40kg減量のダイエットに成功した人の、

 

咀嚼(そしゃく)法ダイエットとは?
 
ヒスタミンの効果を発見した医師は、

肥満改善に「咀嚼(そしゃく)法」を取り入れた。

これは食事のとき、ひとくち30回ピッタリ噛んでから

飲み込むことを目標にした方法。

ひとくちごとに30回ピッタリだったら○、

30回以下なら☓しかし30回を越えても×を記録する。

 

「噛めば噛むほどいいのでは?」と思ったが、

30回程度が長続きしやすいこと、

さらに30回ピッタリで飲み込めるひとくちの量を減らすことで、

トータルの噛む回数を増やすという効果があるそうだ。

 

慣れるまでは、「修行」のような食事と感じ、ストレスが溜まるが、

慣れれば、薄味でも自然の食材の味がわかるようになるとか。

 

これで半年で43kg減量した男性がためしてガッテンで紹介された。

 

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