兄弟げんかを止める教育法を紹介

2016年10月25日

 兄弟げんかを止める一時的な方法ではなく、

完全になくす方法を、ご紹介したいと思います。

どうやって、兄弟げんかを完全にやめさせる方法をみつけたのか?

実は、私(マイケル)は、プロフィールにもあるように家庭教師を20年近くやってました。

その経験から兄弟げんかしない家族を何件か見てきたからです。

ちなみに、私は、男3人兄弟の長男ですが、次男と私は仲が悪くて、

毎日のように喧嘩していました。

ある日、なんと次男が包丁を持って歯向かってきました。

もちろん、ボコボコに返り討ちにしましたが、

「本当に殺し合いになるのかも?」というくらい本気でケンカしてました。

しかも、次男は、スポーツ万能で、体がでかくて、

中学生の次男に高校生の私は、身長も体重も追い越されてしまいました。

私は小学校までは、クラスで一番背が低く、しかもガリガリで、読書とテレビが好きな、

どちらかといえば運動嫌いでインドア派だった私でしたが、

弟に負けないため、自分の身を守るために、少林寺拳法を習い始めたくらいでした。

だから、兄弟は喧嘩するものと思ってましたが、なんと、ケンカしない兄弟を見つけたのです!

そう、家庭教師をやっていたころに。

柳生や山添村などの奈良の田舎の山村には、家庭教師が少ない。

特に冬になると道が凍って、免許取り立ての学生が怖がって、

家庭教師を辞めてしまうのです。

そこで、30代のころに家庭教師に行っていたある家。

築100年はあろうかという旧家の兄弟が、全くケンカしない。

兄が弟にさんざん悪態をついたり小突いたりしても、

全く反抗しない従順な弟・・・。

もしも、私の弟がこんな従順な子なら、とってもかわいがっていたでしょう。

親は兄が弟をイジメる姿を見ても当然といった雰囲気。

弟は兄に絶対服従って感じでした。

おそらく、古き良き日本の、年長者を立てる伝統が、この山村には残っているのだろうと思いました。

兄弟げんかは、嫌ですよね。

私の母の家も長男を大切のする家の6人兄弟の三女。

いつも姉は、かわいい着物を買ってもらって、自分はそのおさがり。

ついに怒りが爆発して、姉を追いかけまわして着物をはぎとって、

泥水に投げ込んで下駄でさんざんふんずけた!とか、

お客さんが持参したお土産の珍しい、おいしいものを、

長男にだけ食べさせようと、私の母にもっていかせた時、

鼻くそやつばをつけてやった!

なんて、ひどい話をよく聞かされていたものです。

私と次男がケンカしたとき、いつも弟の味方ばかりしていた。

私は、それが当たり前だと思っていた。

今考えたら、自分の子供のころの恨みをはらしていたのでは?と思います。

もしも、母が、私を長男として立てて弟に従順を教えていれば、

次男は、私に馬鹿にした態度をしなかったし、

そんな態度をとった時点で叱っていれば、

殺し合いのケンカをすることもなかったでしょう。

そして、ケンカの後に怒られるのは、いつも私。

弟にたいする怒りはますますつのっていきます。

よく、私はグレなかったものだと思います。

一条整体院では、兄弟げんかのお悩みには、

上の子を優先することをアドバイスします。

そうすれば、確かに一時的には、下の子がイジメられたり、

少し大きくなってきた子なら、

「今さら、なんでお兄ちゃんが偉いんだ!」って、

反抗したり、泣き叫んだりします。

しかし、それでも一貫して上の子を立てていれば、

やがて、下の子は反抗する気を無くします。

つまり、兄弟げんかの原因は、親が下の子の味方をすること。

もちろん、下の子が喧嘩をする気がなくなったのに、

上の子が、やり続けたら、それは止めさせます。

当然、怪我をしそうな場合も止めますが、

それ以外は、上の子に口出しするのは控えましょう。

下の子に、ケンカするなと叱るのはぜんぜんOKです。

分かります。下の子の方がかわいいものです。

本能的に、上の子よりもかわいがられようと、

どんどんかわいく育っていくようです。

自分が上の子からイジメられた経験があるママはもっとでしょう。

下の子が、イジメられると、かわいそうで腹が立つのはわかります。

でも、ここで止めて下の子に味方したら、

結局、そのストレスで、ママが見てないところでもっとイジメるんです。

最後には殺されてしまった事件もありましたね。

参照 渋谷区短大生切断遺体事件

子どもにとって、

「目上の人に言い過ぎれば、怒られ、痛い目を見る」という事や、

「社会には理不尽なこともある」事を学ぶ場だと、

黙って見守ってください。

でも、あまりに理不尽で、下の子が怒ってケンカしたときは、

どちらもやる気満々でケンカしているなら、

ケガしない程度なら止めない。

ケンカの後はすっきりして仲良くなれたりするのです。

下の子は上の子に勝とうと思ってケンカを挑むことはほとんどありません。

負けても、親が可哀そうにと、味方についてくれる事を計算して、

ケンカに挑みます。

その証拠に、親のいないところで、ケンカを挑むことは、ほとんどありません。

だから、「親は味方してくれない。」と分かれば、

年上にケンカを挑もうなんて、絶対に不利で無謀だと、

賢い下の子は気づく。だから、平和が訪れるのです。

もちろん、親の絶大な権力をバックにした上の子は、

調子に乗って、ヒットラーのような独裁者になりそうなときもあるでしょう。

しかし、ママからそうやって大切にされた上の子は、

自分がママにされたように、

やがて、下の子を大切にしてくれるようになるものです。

愛は高いところから低いところに流れるものです。

従順になった、低くなった弟や妹はかわいいものです。

いつまでもイジメる兄や姉はいません。

イジメているようで、かわいがっていたりします。

その証拠に、泣かされたのに、その後下の子は、ニコニコして上の子について行ったりします。

ポイントは上の子が、「ママから大切にされた!」

と感じられるかどうかです。

だから、下の子が少々泣かされても、黙って見ていること。

とはいえ、いくら「黙って見守る」といっても、

悔しくてママに泣きついてきた子には、

「悔しいよね~」と、その子の気持ちを受け入れる、共感する事が大切。

共感した後で、例えばおもちゃをとられたなら、

「でも、そのおもちゃは、お兄ちゃんが先に遊ぶから、

あなたは、待っててね。」みたいに、上の子が正しい!と、

忍耐と我慢と、従順を教えます。

え?上の子には教えなくていいのかって?

大丈夫、ママに従順になる事を教えます。

きっと、お手伝いも率先してやってくれるので、

いちいち、兄弟全員に指示しなくても、

上の子に指令を出せば、兄弟全員を手伝わせることができます。

お掃除だろうが洗濯だろうが、上の子にだけ、親切丁寧に仕込んでおきさえすれば、

あとは、全員にいきわたるので家事がはかどるはかどる、

あと、何人産んでも、らくちんです。

そのかわり、ママはパパに従順になって下さいね。

ムリ?

大丈夫、子供の前だけでいいので、

「パパ~、後で2人でドライブ行こうね~。」

とか、2人だけの場所で、さんざん逆らってもいいですから。

パパがとっても、従順な人なら、パパが従順のお手本見せても良いのですが、

その代わり、娘さんが頼りな~い彼氏を連れてきたり、

息子さんが怖~い嫁を連れてきて、嫁姑のバトルになっても知りませんよ~。

ついでに、勉強も上の子をしっかり仕込んでおけば、

全員、勉強が良くできる兄弟ができますよ。

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