断食で奇跡が起こる理由とは?
前回のブログに引き続き、「断食」のお話をしたいと思います。
断食で、なぜ癌や膠原病などの難病が改善することが多いのか?
不思議ですよね?栄養が入ってこないということなのに。
これを知るには、癌に限らず多くの病気の原因に、
実は細胞の機能異常があるということを理解しなくてはなりません。
例えば癌の場合、その原因は細胞の増殖能力の異常です。
免疫系の細胞の機能異常で、自分の体を攻撃してしまうのが
膠原病やアレルギーです。
同じく免疫系の細胞の機能異常で、風邪などの感染症も
圧倒的にかかりやすくなります。
神経系の細胞の機能異常で、精神病や原因不明の痛みなども起こります。
100%それで説明できるとは言いませんが、
圧倒的多数の病気でこの細胞の機能異常が関わっています。
そしてこの機能異常は、偏った質の悪い栄養素や、
それを処理するために酵素を消耗してしまうことによる
活性酸素の増加などによって引き起こされることが多いのです。
つまり病気の改善には、細胞をリセットしてあげることがとても重要と言えます。
この細胞のリセットのための刺激、それこそがいわゆる「断食」なのだと
考えられます。
一時話題になった小保方春子氏のSTAP細胞の論文では、
実験室で取り出した細胞は、弱酸性の溶液につける、
針でつつく、細胞膜に穴をあける、などいろいろな刺激で
細胞が活性化されると述べています。
ただし、つい最近、理化学研究所によって
「STAP細胞はまだ作れない」
ということが証明されてしまいましたので、
これを全て鵜呑みにするわけにはいかないかも知れません。
ただ、山中教授のiPS細胞の論文では、
特定の遺伝子を導入する、という限られた刺激によって
細胞が万能細胞まで活性化されると証明されています。
細胞の正常機能を取り戻す程度の活性化であれば、
断食くらいの刺激で起こったとしても何も不思議はないと言えるでしょう。
実際、実験室では、栄養不足で飢餓状態に陥った免疫細胞は、
癌細胞や感染症の病原体などを食べる力がはるかに強くなることが
証明されています。
フランスでは、断食を「メスのいらない手術」と表現し、
効果的な難病の対策と位置付けています。
断食の効果は世界的にも認知されているんですね。
ちなみに最近、断食は全く何も食べないよりも、
少量の生野菜、生果物のスムージー程度であれば、
摂った方がより効果的であるという報告も出てきています。
断食は意志が強いごく一部の人にしか実践できないもの、
ではなくなってきていますので、暴飲暴食で体調を崩しやすい年末年始、
皆さんも体調管理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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