漢方薬で花粉症を改善する方法 花粉症整体
薬に頼らず 漢方薬で花粉症を乗りきる方法
実は、一条整体院では花粉症整体をやってますが、
遠方の方のために、漢方薬の記事を紹介します。
花粉シーズンに、体に悪い薬を飲みたくない・・・。
そんな時、即効性も期待できる漢方薬。
漢方では花粉症は、バリア機能を持つ「気」が不足し、
免疫異常から起こると考える。
呼吸器系の「肺径」や、関係する消化機能系の「脾径(ひけい)」が弱いと花粉症になると考える。
そのため、花粉症を改善するには、根本的な体質改善が必要だが、
それには時間がかかる・・・。
体質改善は漢方の得意分野だが、
意外に、即効性のある改善法として「ひょうち」もある。
花粉症を改善する主な漢方薬
<症状の特徴>
- 水っぽい鼻水が出る
- お腹を叩くと「タプタプ」と音がする
- めまいがする
- 乗り物酔いしやすい
このタイプは、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)
<症状の特徴>
- 鼻づまりがひどい
- 首の後ろが張りやすい
このタイプは、
葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)
<症状の特徴>
- くしゃみがひどい
- 空咳や喉の痛みを感じる
このタイプは、
麦門冬湯(ばくもんとうとう)
この他、目のかゆみや充血に効果的な、
「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」。
体力の低下した高齢者のカゼ改善にも用いられる、
冷えと花粉症が一緒になった方には
「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」など。
市販でも購入できるツムラの漢方薬などもあるが、
他にも様々な種類の漢方薬があり、
医師にみてもらうと保険適用できることもある。
★鼻づまりに即効のツボ
鼻づまりが酷いとき、即効力のある鼻の通りをよくするツボは、
小鼻脇の「迎香(げいこう)」、その上の鼻骨沿いの「鼻通(びつう)」を集中的に押す。
花粉症だけでなく、鼻のいろいろな症状の緩和に、
顔の中心線上、左右の眉の中間にある「印堂(いんどう)」。
鼻づまりに効くツボは、顔のむくみも解消する。
目のかゆみ&充血ケアに漢方茶!
春は花粉症だけではなく、肝径の高ぶりなどで症状が体に出やすい季節。
菊の花のお浸しや菊花茶などを飲む。
菊花は熱を冷ます作用がのある。
菊花は、目のかゆみや充血にも効く。
ハーブのカモミールに似ている。
花粉症対策として本格的な体質改善には、
漢方も良いが、猫背など姿勢や体のゆがみから、
気の流れが悪くなっていることが多い。
つまり整体も、鼻水鼻づまりなどに効果がある。
参照
余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)
「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。