漢方薬で花粉症を改善する方法 花粉症整体

2013年2月11日

薬に頼らず 漢方薬で花粉症を乗りきる方法

実は、一条整体院では花粉症整体をやってますが、

遠方の方のために、漢方薬の記事を紹介します。

花粉シーズンに、体に悪い薬を飲みたくない・・・。

そんな時、即効性も期待できる漢方薬。

漢方では花粉症は、バリア機能を持つ「気」が不足し、

免疫異常から起こると考える。

呼吸器系の「肺径」や、関係する消化機能系の「脾径(ひけい)」が弱いと花粉症になると考える。

そのため、花粉症を改善するには、根本的な体質改善が必要だが、

それには時間がかかる・・・。

体質改善は漢方の得意分野だが、

意外に、即効性のある改善法として「ひょうち」もある。

花粉症を改善する主な漢方薬

<症状の特徴>

  • 水っぽい鼻水が出る
  • お腹を叩くと「タプタプ」と音がする
  • めまいがする
  • 乗り物酔いしやすい

このタイプは、

小青竜湯(しょうせいりゅうとう)

<症状の特徴>

  • 鼻づまりがひどい
  • 首の後ろが張りやすい

このタイプは、

葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)

<症状の特徴>

  • くしゃみがひどい
  • 空咳や喉の痛みを感じる

このタイプは、

麦門冬湯(ばくもんとうとう)

この他、目のかゆみや充血に効果的な、

「越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)」。

体力の低下した高齢者のカゼ改善にも用いられる、

冷えと花粉症が一緒になった方には

「麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)」など。

市販でも購入できるツムラの漢方薬などもあるが、

他にも様々な種類の漢方薬があり、

医師にみてもらうと保険適用できることもある。

★鼻づまりに即効のツボ

鼻づまりが酷いとき、即効力のある鼻の通りをよくするツボは、

小鼻脇の「迎香(げいこう)」、その上の鼻骨沿いの「鼻通(びつう)」を集中的に押す。

花粉症だけでなく、鼻のいろいろな症状の緩和に、

顔の中心線上、左右の眉の中間にある「印堂(いんどう)」。

鼻づまりに効くツボは、顔のむくみも解消する。

目のかゆみ&充血ケアに漢方茶!

春は花粉症だけではなく、肝径の高ぶりなどで症状が体に出やすい季節。

菊の花のお浸しや菊花茶などを飲む。

菊花は熱を冷ます作用がのある。

菊花は、目のかゆみや充血にも効く。

ハーブのカモミールに似ている。

花粉症対策として本格的な体質改善には、

漢方も良いが、猫背など姿勢や体のゆがみから、

気の流れが悪くなっていることが多い。

つまり整体も、鼻水鼻づまりなどに効果がある。

参照
余慶尚子(ビューティーコンサルタント/漢方養生アドバイザー)

「美巡ブラシエステ」(中央公論新社)。

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