骨密度は問題ないのに骨折しやすい?NHKためしてガッテン
骨密度は問題ないのに骨折しやすい人の話
気づかないうちに背骨が折れたAさん(62)は、
骨粗しょう症の検査をした時に、背骨の骨折がみつかった。
しかし、Aさんは、ぶつけた覚えも無いし、
骨密度も問題なし。
折れた背骨の骨密度は119%もあった。
骨密度は70%を下回ると骨粗しょう症で、
かなり上回っているのに骨折…。
Aさんの骨はなぜ弱くなったのか?
牛の骨を砂糖(しょ糖)水に2か月浸けておくと、
骨は黄色く色が変わった。
この骨と正常な骨を比較した。
まず、骨密度は両者に差はなかった。
CTスキャンで中を見てみても差は無く、
中身はギッシリ詰まっている。
そこで、今度は折ってみると、
黄色い骨は簡単に折れた。
いったい何が違うのか?
良く見ると正常な骨は折れる前に骨がしなり、
折れずに耐えていた。
しかし、黄色い骨は、あまりしなることなく、
あっさりと折れた。
骨の強さに大切なのは、しなやかさだった。
Aさんと同じタイプの骨を作ったのは砂糖水、
実は、骨を弱くする原因は高血糖。
なぜ高血糖が骨を弱くするのか?
骨の主成分は、体積ではカルシウムが半分、
残り半分はコラーゲン。
骨の中をコラーゲン繊維が無数に走り、
その間をカルシウムが埋めて骨ができる。
このコラーゲン繊維をつなぐ梁(はり)の役目をするものがある。
この梁のおかげで、程よくしなる強い骨になる。
ところが高血糖になると、
余計な悪い梁がベタベタとコラーゲンをつなぎ、
ガチガチに固めてしまう・・・。
すると骨はしなることができず、折れやすくなる。
※動脈硬化も悪い梁を増やす原因と考えられる。
この新型骨粗しょう症の検査は無い。
ジュースをたくさん飲む子は骨が溶けるとか良く言われたが、
まんざら迷信ではなかったらしい。
新型骨粗しょう症対策
運動で予防
骨密度を高める運動はウォーキングやスクワットなど
グッと体重をかけるものが良い。
食事で予防
大切な栄養素はビタミンB6とビタミンB12と葉酸。
・ビタミンB6は良い梁を作るのに必要な栄養素。
マグロ赤身、カツオ、サケ、鶏ささみ、大豆など。
・ビタミンB12と葉酸は不足すると悪い梁が増える。
ビタミンB12が多く含まれるのは、
サンマ、イワシ、アサリ、シジミ、ハマグリなど。
・葉酸は、ブロッコリー、ほうれんそう、春菊、枝豆、アス
パラガスなど。
バランス良くこれらをとることは、
しなやかで丈夫な骨を作る。
※血糖値を上げないためにと炭水化物の量を極端に減らす、
低炭水化物ダイエットは危険、くれぐれもご注意を。
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