子供(小児)の熱38℃だけで脳は大丈夫。

2010年12月14日

 赤ちゃんの熱なら
 

1つでも 該当すれば、病院へ。

 

 年令は3ヶ月以下?
熱は38度以上ですか?
顔色が悪く、あまり食べない?
のどや耳をひどく痛がりますか?
ぐったりもしくはゴロゴロして呼びかけに答えない?
下痢や嘔吐を頻回に繰り返す?
呼吸の様子がおかしい(苦しそう、不規則)?

※くわしくは病院にお問合せください。
 

 小児で熱があるとは37.5度以上。
 
 ただ、熱の高さより、ほかの全身症状をよくみる。

 

 高熱がでると、昔は脳がやられると心配したが、
熱だけで脳は、

まずやられない。

 熱は体外からのもの(熱射病など)でないかぎり、
大部分が身体に侵入してきた細菌やウイルスと戦っている結果だから、
強い解熱剤を使って熱を下げると体の防御能力を弱めることにもなる。

 

 こどもが嫌がらなければ、
首や脇など太い血管が通っている場所を、

氷枕や冷却シートなどで冷やすだけでいい。

 

 しかし、『でも、苦しそう!解熱剤を使いたい』と

心配するママは多い。

 解熱剤は、熱が高くても、

よく寝ていたり、
普段とあまり変わりなく遊んでいたり、食べている場合は、必要ない。
38度以上で、ぐったりして食欲もない場合やぐずぐずいったり、
夜寝ない、頭痛、耳痛、呼吸が苦しそうなど、

『しんどそう』に見えるような時は、
子供のストレスを減らすためには、
解熱剤を使った方が良いかも。
しかし、本人があまりにもしんどそうなら、
こども用の弱い解熱剤があれば指示通りの量を使用。
大人用の風邪薬は厳禁、最悪死に至る。

 

 解熱剤を使って熱が下がっても高熱が再び出ることもある。
解熱剤は6時間以上あけたなら再度使用してもよい。

 また、解熱剤は鎮痛剤とも呼ばれ痛みを和らげる作用もあり、
耳やのどの痛みがある場合は使用してもよいかも。
 ただし、1日3回ぐらいまで。
薬は毒と同じ、使い方を間違えば死ぬこともある。

解熱剤は、坐薬でもシロップでも粉でもほとんど効果は同じ、

ただ、男の子に座薬を頻繁に使うと、

変態になるという噂もあるので、

なるべく控えたほうが良いかも。

 

どんな解熱剤がよいか?

 

熱を下る強力なものは副作用も強い(低体温、肝障害、胃腸障害など)。
現在、比較的安全な解熱剤と言われる薬は、

 アセトアミノフェン。
商品名

アルピニー坐薬、アンヒバ坐薬、カロナール坐薬、カロナール細粒、

カロナール錠など。

 

 解熱剤は、必ず本人に処方された薬で薬剤師に確認して使う。

医者は薬の副作用に詳しいと、

思い込んではならない

 

薬の専門家は薬剤師、

 

夜間病院などで薬剤師のチェックなしでもらった薬は、

ネットで薬品名を調べてら使うくらい、注意する。

 子供の命の

最終責任は

親が持つべき。
 子供が死ぬたびに医師を訴えたら、
救急対応をして下さる医師がいなくなる。

 

 ゾクゾク震えている場合(悪寒)は布団を厚めに、
高熱で暑がっている時は薄布団やタオルケットなどにかえ、
手足が冷たい場合は、その部分をさすって温める。

 吐き気や嘔吐がなければ、
水分(湯ざまし、お茶、イオン飲料などあっさりしたもの、

やや冷たい方がよいかも)を充分に飲ませる。

食事はいわゆる消化のよいものを。
欲しがらなければ無理に与えなくても大丈夫。 

 

 

 

 

 

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