いじめっ子は、どうして生まれるのか。いじめの科学

2013年8月3日

 いじめっ子は、いつからいじめっ子になったのだろう。

いじめっ子は、どうして生まれるのか。

産まれたときから、

親から、意地悪い性格が遺伝するのだろうか?

託児つきの整体院を経営して、5年。

優秀な整体スタッフが増えて、

最近、私が赤ちゃんの託児をすることが多くなったが、

産まれたばかりの、天使のような赤ちゃんの笑顔を見ていると、

赤ちゃんの時から悪魔のような性格を秘めているとは信じたくない。

では、

いつからイジメをする性格になるか??

子供が悪魔に見えるときがあると言われる、イヤイヤ期の2歳くらいから?

そのとうりかもしれない。

『三つ子の魂100までも』と言うことわざがある。

辞書には「幼時の性質は一生変わらないものだということ」と記されている。

しかし、『三つ子の魂100までも』の本当の意味は、

胎児期から3歳までが、人間の脳が最も急速に発達する時期。

 育児環境の質の良し悪しが、

その発達していく脳に深い影響を及ぼすことが、

 脳医学の発達から分かってきた。

この発達期に、虐待や放置、

無視(泣いても抱いてあげないなど)や、
 
感情的な育児などを経験すると、

トラウマ的(心的外傷的)経験として、

 脳神経発達や、中枢神経系統に障害を与える。

こういった子どもたちには、

PTSD(心的外傷後ストレス障害)症状が出ることがあり、

眼窩前頭皮質が発達しにくいと言う。

眼窩前頭皮質とは、愛着と、感情を調整する働きを司り、

人間の顔の表情(例 母親の笑顔など)に敏感に反応する。 

眼窩前頭皮質が育っていないと、衝撃的で暴力を振るう傾向があり、

これを「愛着障害」と言う。

近年の研究で、

脳のシナプスの成長は3歳頃まででほぼ完成形に近い状態になると言う。

お腹にいる時から、3歳くらいまでの記憶は、

ほとんどの人は思い出せないが、

潜在意識の中にしっかりと記憶されている。

この記憶が人生を左右すると言っても過言ではない。

 「鉄は熱いうちに打て!」とよく私の母が言っていたが、

 人格形成の一番重要な時期に、たっぷりと優しく愛された子供ならば、

他人にも愛情深く、仲良く付き合えるが、

慣れない子育てで疲れ切ってイライラした母親から、

厳しくしつけられた子供は、他人に対して、些細なことでイライラして、

イジメをしてしまう。

 この時期、厳しい躾や、英会話など必要ない。

 知識やあいさつなどの礼儀も人格の土台がないと、役には立たない。

神戸連続児童殺傷事件の酒鬼薔薇聖斗の母親は、

1歳からトイレトレーニング2歳でお皿をかたづけさせようとしたり、

早くから、しっかりしつけをしすぎていたと両親の手記に書いてあった。

赤ちゃんにしつけは、虐待にしか感じられない。

真面目で教育熱心な親は要注意。

まずは、しっかりと愛してあげてほしい。

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