奈良少年刑務所 教育専門官(臨床心理士)竹下三隆 氏のお話より

2012年10月19日

非行少年者から学ぶ、子育て 

奈良少年刑務所 教育専門官(臨床心理士)竹下三隆 氏のお話より

 何回も逮捕された子のお話。

 その子は何回捕まっても「今度は見つからん。」と軽く考えていた。

こういう、世の中を甘く見ている犯罪者の中には、意外に、心に重たいものを背負って、

しんどい生き方をしている人が多い。

重たいものを背負っているから、時にそれを放り投げたくなるのかも。

この子はこう言った。「家に居場所がなかった。帰っても親父にガミガミ言われるし、

最近では悪いことをするから余計に家にいづらかった。車は動く自分の部屋のような感じでした」と。

人間は、汗をかいたら水が欲しくなるように、

甘いものを食べた後には辛いものが美味しく思えるように

身体と同じように、心もどこかでバランスを取ろうとする。

強い抑圧は激しい爆発でバランスを取ろうとする。

非行や犯罪は抑圧された心のバランスを取ろうとした行動が多い。

非行や犯罪でバランスを取らないように、

日常的にバランスを取った生活をすることが大切。

わかりやすく言えば、ガス抜きをすることやガスを溜めないこと。

気持ちをコントロール出来なかったことを厳しく責めるだけでは、

非行や犯罪は無くならない。

と竹下教官は言われる。

 全く同感です。

ダイエットで美しいからだを作ろうとするときだって、

厳しいトレーニングや食事制限ばかりしていたら、

反動でドカ食いして逆に太ったり、肉離れや、関節に炎症を起こして、

かえって体を壊してしまう。

犯罪者、非行少年、そこまで行かなくても、

反抗期で言うことを聞かない子供だって、

心を壊してしまっただけ。

優しい目で、見守ってあげたい。

私の家庭教師の経験からも、勉強のできない子供のほとんどが、

厳しい親に、心を壊していた。

心を癒せば、本来、勉強が嫌いな子供はいない。

 勉強ができない子のほとんどが、親子関係を改善するだけで、

特に、ママの心配やイライラを解消するだけで、 

子供が勉強を好きになり、成績がぐんぐん上がっていった。

だから、私が20年間家庭教師をしていて、

全員を合格させることが出来たのは、勉強の教え方が上手だっただけでなく、

親子関係改善のママの心理カウンセリングをしていたからだと思います。

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 子供たちの幸せを願う

ママのための一条整体院(奈良院)

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