3・11で被災、気仙沼市立階上中学校の、卒業式答辞全文に感動!

2011年12月23日

3・11の大震災で被災した、

気仙沼市立階上(はしかみ)中学校の、卒業式の卒業生 生徒会長答辞。

答辞を読んだ生徒は、

涙に声を詰まらせながらも、必死で訴えていました。

被災地の中学生が、苦しい胸の内を、
涙をこらえながらも力強く誓ってくれた言葉です。

こんなに辛い卒業式答辞が・・・。

しかし、

こんな素晴らしい卒業式答辞も初めてです。

感動しました・・!

東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市立階上(はしかみ)中学校の卒業式での、

この答辞が、文部科学白書に、全文掲載された。

これは極めて異例。

以下は、気仙沼市階上(はしがみ)中学校卒業式答辞の中で述べられた、

答辞の全文。

 

『今日は未曾有の大震災の傷も癒えないさなか
私たちのために卒業を挙行して頂き有難うございます。

ちょうど十日前の三月十二日。
春を思わせる暖かな日でした。

私たちは
そのキラキラ光る日差しの中を希望に胸を膨らませ
通いなれたこの学舎を五十七名揃って巣立つはずでした。

前日の十一日
一足早く渡された。
思い出の詰まったアルバムを開き
十数時間後の卒業式に思い出をはせた友もいたことでしょう。

「東日本大震災」と名付けられる天変地異が起こるとも知らず…

階上(はしかみ)中学といえば「防災教育」といわれ
内外から高く評価され
十分な訓練もしていた私たちでした。

しかし
自然の猛威の前には
人間の力はあまりにも無力で
私たちから大切な物を容赦なく奪っていきました。

天が与えた試練というには
むご過ぎるものでした。
辛くて
悔しくてたまりません。

時計の針は十四時四十六分を指したままです。
でも時は確実に流れています。

生かされた者として顔を上げ
常に思いやりの心を持ち
強く正しく
たくましく生きて行かなければなりません。
命の重さを知るには
大き過ぎる代償でした。

しかし
苦境にあっても
「天を恨まず」
運命に耐え
助け合って生きていくことが
これからの私たちの使命です。

 

私たちは今
それぞれの新しい人生の一歩を踏み出します。
どこにいても
何をしていようとも
この地で仲間と共有した時を忘れず
宝物として生きていきます。

後輩の皆さん
階上(はしかみ)中学校で過ごす「あたりまえ」に思える日々や友達が
如何に貴重なものかを考え
いとおしんで過ごしてください。

先生方
親身のご指導
有難うございました。
先生方が
如何に私たちを思って下さっていたか
今になって良く分かります。

地域の皆さん
これまで様々なご支援を頂き有難うございました。
これからも宜しくお願いいたします。

お父さん
お母さん
家族の皆さん
これから私たちが歩んでいく姿を見守っていてください。
必ず
良き社会人になります。

私は
この階上中学校の生徒でいられたことを誇りに思います。
最後に
本当に
本当に
有難うございました。

平成二十三年 三月二十二日
第六十四回卒業生代表 〇〇〇〇。』

 

涙が溢れました。

被災者の方々に、

私には何が出来るのか、改めて考えたい。

当時15歳の少年であるため、ブログではお名前も削除いたしました。

卒業式から半年後に、
少し成長して凛々しくなった彼へのインタビューと、
あの答辞を知って、勇気づけられた方について報道された。

文部科学白書に、彼の答辞の全文が載せられた事、
答辞の内容を、岐阜県の中学校が授業に取り入れた事、
火事で家を失い、辛い思いをしていた九州の方が、
彼の答辞に、勇気や元気をもらって、
今では被災地へ支援物資を届ける仕事をしている事・・
・・などが報道されてました。

彼へのインタビューでは、

【天を恨まず】という言葉に対して・・
『自分も読んでる瞬間は、
「どうしてこんなことに」となっているところもあったんです。
でも読む瞬間で、自分に文章を言い聞かせた部分もあるので
しおれることなく大きな人間になって
再びこの階上の復興に役立つ
そういった人間に一緒になっていこうという思いを込めました。』

震災後の目標として・・
高等専門学校に入学した優秀な彼は、
災害の情報をより素早く伝えるシステムを開発し、
犠牲者を1人でも減らしたいと考えているそうです。

『技術を身につけて、内面的にも自分の人間性をみがいて
復興に役立てる人間になることが、僕の使命なのかなと感じます。
その気持ちがあるからこそ、それを支えにして、
どんなに時間がかかっても、必ず復興出来ると思います。』

彼は相変わらず、素晴らしい事を言ってくれてました。
顔つきも、卒業式の頃よりずっと凛々しくなってて、
その表情には、
これから復興に携わる人間として成長していこうとする
決意や、覚悟を感じられました。
本当に、尊敬に値する存在ですね。

彼の様な若者が、いる限り、日本も東北も大丈夫。

地域の復興を担う立派な大人になるって

夢と決意を語る眼差しは、少年、子供のものではなかった

岐阜県で、この答辞を教材に使用した。

息子の中学校の学校でも、PTAの会報に全文掲載されていた。

子供たちの教材にする前に・・・

私自身のお手本にしないと。

彼らに輝く未来を見せてあげるのは我々大人の責任!

 

子供たちの幸せをねがう、

 

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