股関節脱臼の赤ちゃんの特徴

2011年2月14日

 

家で先天性股関節脱臼を発見する

 赤ちゃんの姿勢を注意するだけ。

 

 

 股関節脱臼、発見のポイント。

 

1)片方の脚(下肢)の動きが少ない。

動きの悪い側の膝を立てていることが多い。

膝が反対側に倒れてる場合も。

 

2)脚(下肢)を持ち上げておしりを見ると左右の形が違う。

3)両股を優しく開くと片方が開きにくく、

開きの左右差がはっきり違う。

 

4)股が開きにくい為に縦抱きがやりにくかったり、
おむつを替えにくいこと多い。

 

5)兄弟姉妹、親、祖父祖母、いとこなど血縁関係者に脱臼がある。

 

これら1つでもあるなら小児整形外科専門医で検査を。

検査医師が「異常無し」と言っても責任を取ってくれるわけではない。

だから遠慮はいらない。

 

小児整形外科専門医なら喜んで検査してくれる。

 

 

 

まず、

 

脱臼の無い正常な赤ちゃんの姿勢や運動。

 

赤ちゃんM字.jpg

正常の赤ちゃんは上のように、

両脚(下肢)をM字型に曲げているのが普通。

 

 

赤ちゃん足2.jpg

上の写真のように脚(下肢)を伸ばしたり、

 

下のように一方の下肢を伸ばしたりするのが普通。

赤ちゃん足.jpg

 

ここで重要なことは、

 

赤ちゃんは脚(下肢)を曲げているだけでなく、

自分で伸ばしているか。

 

 

では、

股関節脱臼の赤ちゃんの特徴的な姿勢

を紹介する。

ただし、

少数、脱臼があっても正常に見えることもある。

医学でも「絶対」は無い。

脱臼のサイン.jpg

上のイラストは左股の脱臼。

 1)左股の脱臼なら左の膝を立てていることが多い。

 赤ちゃん股関節2.jpeg

下の写真のように膝が反対側に倒れていることもある。
赤ちゃん股関節.jpeg

左の脱臼が多い。

 

少数だが脱臼していても正常と変わらない赤ちゃんもいる。 

 

 

 

 2)足を持ち上げて臀部を見てみる。

脱臼がある場合にはおしりの形が左右で違う。

赤ちゃんお尻.jpeg

左のお尻が出っ張ってる↑

 

これでも正常の場合もあるが、

脱臼がある場合にはかなりの確率で形が違う。

3)優しく股関節を開いてあげると、に右側の脱臼側は開きにくく、

またその為に皮膚の皺の数が多くなることが多い。

縦抱っこ.JPG

4)股が開きにくいために、写真のような縦抱っこがしにくいことが多い。

この縦抱きは大切。

脱臼の発見だけでなく、

 

脱臼の予防にも効果がある。

軽度脱臼(タイプAI脱臼)なら改善してしまうことも。

 

 

 5)血縁関係に脱臼の人がいる場合は、

小児整形外科を訪ねるべきです。

そのおかげで脱臼や臼蓋形成不全が発見された、例が多い。

 

5項目のどれかが当てはまる場合小児整形外科専門医を訪ねるべき。

脱臼は一生の問題です。早期発見すればほとんどが完全に改善すると言う。

 

 キャプチャ.JPG

子供たちの幸せを願うママのために

 

 託児つき一条整体院奈良本院>>>

まずは気軽にお電話を。

電 話 ⇒ 0742-35-4976
奈良 サンゴ ヨクナロー

ママのための一条整体院(奈良院)

 〒630-8115
 奈良県奈良市大宮町1丁目3-7 2F

 当院は完全禁煙です。
1時間以内にタバコを吸った方は、ご遠慮下さい。

一条整体院一条整体院