股関節脱臼の赤ちゃんの特徴
家で先天性股関節脱臼を発見する
赤ちゃんの姿勢を注意するだけ。
股関節脱臼、発見のポイント。
1)片方の脚(下肢)の動きが少ない。
動きの悪い側の膝を立てていることが多い。
膝が反対側に倒れてる場合も。
2)脚(下肢)を持ち上げておしりを見ると左右の形が違う。
3)両股を優しく開くと片方が開きにくく、
開きの左右差がはっきり違う。
4)股が開きにくい為に縦抱きがやりにくかったり、
おむつを替えにくいこと多い。
5)兄弟姉妹、親、祖父祖母、いとこなど血縁関係者に脱臼がある。
これら1つでもあるなら小児整形外科専門医で検査を。
検査医師が「異常無し」と言っても責任を取ってくれるわけではない。
だから遠慮はいらない。
小児整形外科専門医なら喜んで検査してくれる。
まず、
脱臼の無い正常な赤ちゃんの姿勢や運動。
正常の赤ちゃんは上のように、
両脚(下肢)をM字型に曲げているのが普通。
上の写真のように脚(下肢)を伸ばしたり、
下のように一方の下肢を伸ばしたりするのが普通。
ここで重要なことは、
赤ちゃんは脚(下肢)を曲げているだけでなく、
自分で伸ばしているか。
では、
股関節脱臼の赤ちゃんの特徴的な姿勢
を紹介する。
ただし、
少数、脱臼があっても正常に見えることもある。
医学でも「絶対」は無い。
上のイラストは左股の脱臼。
1)左股の脱臼なら左の膝を立てていることが多い。
左の脱臼が多い。
少数だが脱臼していても正常と変わらない赤ちゃんもいる。
2)足を持ち上げて臀部を見てみる。
脱臼がある場合にはおしりの形が左右で違う。
左のお尻が出っ張ってる↑
これでも正常の場合もあるが、
脱臼がある場合にはかなりの確率で形が違う。
3)優しく股関節を開いてあげると、に右側の脱臼側は開きにくく、
またその為に皮膚の皺の数が多くなることが多い。
4)股が開きにくいために、写真のような縦抱っこがしにくいことが多い。
この縦抱きは大切。
脱臼の発見だけでなく、
脱臼の予防にも効果がある。
軽度脱臼(タイプAI脱臼)なら改善してしまうことも。
5)血縁関係に脱臼の人がいる場合は、
小児整形外科を訪ねるべきです。
そのおかげで脱臼や臼蓋形成不全が発見された、例が多い。
5項目のどれかが当てはまる場合小児整形外科専門医を訪ねるべき。
脱臼は一生の問題です。早期発見すればほとんどが完全に改善すると言う。
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