メニエール病の原因 内リンパ水腫の原因は、外リンパ?!

2015年4月12日

私(マイケル)の妻が産後にメニエール病になり、

病院の薬を飲んでも改善しなかったが、

整体の頭蓋骨矯正で改善したことから、

一条整体院に、メニエール病になった方が、

よく来院されるようになったことを書きましたので、

メニエール病をもっと詳しく紹介します。

メニエール病は、

  • 激しい回転性のめまい
  • 耳が聞こえにくい
  • 耳鳴り
  • 耳がつまった感がする

の4症状があり、

激しいめまいの再発をくり返す病気でしたね。

原因は、医学的には内リンパ水腫が原因ということまでは、

分かっていますが、内リンパ水腫の原因は不明とされ、

厚生労働省が難病指定している改善しにくい病気。

整体における内リンパ水腫の原因についての私の考えはまた書きますが、

整体でも普通のめまいくらいなら、

頭蓋骨矯正をした瞬間にめまいが改善することが多いです。

しかし、特に男性でメニエール病と判断された人の場合、

毎週整体をして、長い人で3ヶ月から半年かかった人もいます(少しずつ改善はしますが・・・)

女性の場合、特に産後六ヶ月以内なら、2~3回の整体で症状が改善することが多いですが、

改善したと思って、しっかり続けて歪みをとっておかないで、

1ケ月以上ほうっておくと、再発することが多いです。

男性の場合は、一度改善したら、なかなか再発することはありません。

女性のように、出産や生理がない男性は改善しにくいかわりに歪みにくいわけで、

50歳以上の生理が終わった女性も、男性と同じような傾向があります。

《メニエール病》

低音だけが聞こえが悪くなるが、強い回転性めまいは無い、蝸牛型メニエール病というものもある。

★ メニエール病の症状

★ ひどい発作の時によくある症状

  • めまい(立てないほど激しく目が回り、しかも数十分以上めまいが続く)
  • 難聴(特に低音が聞こえなくなる)
  • 耳鳴り
  • 耳閉感

この4症状が同時に起き、症状が改善しても、その一連の症状をまた繰り返す。

★ 発作の時にありがちな症状

吐き気、嘔吐、冷や汗、顔面蒼白、動悸、ひどい寒気・暑さなどの温感異常、

聴覚補充現象(聴覚のリクルートメント現象)等の症状が起きることがある。

典型的なメニエール病の発作では「視界がはっきりグルグル回る強い回転性めまい」と

「聞こえ」の主症状に加え強い吐き気・嘔吐を伴う。

目がグルグル回って立てないため、寝ているしかない、

頭を動かすとめまいがひどくなるため頭を動かせない。

だから、普通には歩けず、トイレも這って行くほどで、

私の妻もホラー映画の「リング」の貞子がテレビから這い出してきたような姿でトイレに行ったが、

便座にまともに座ることが大変で吐き気がしているときなど大変なことに・・・。

めまいは、短くても数十分から数時間、半日以上も続くことさえある。

(数十秒程度のめまいならメニエールではない)回転性のめまいが改善しても

浮動性めまいや耳なりや難聴がさらに続くこともある。

メニエールの人の目を見ると、目はグルグル回っている(眼振)が、

内耳が原因で脳には異常が無いので、意識ははっきりしている。

めまい発作中は吐き気が続き、顔面が蒼白になり、気温が異常に暑く感じたり寒く感じたりする。

めまい発作を繰り返し、慢性化すると、めまい発作の時以外にも耳鳴りや難聴や

聴覚補充現象(注)

が起きるようになり、

さらに進行するとめまい発作時以外にも耳鳴り・難聴や聴覚補充現象などが常におきるようになる。

めまいと聞こえの症状が共にあっても内リンパ水腫がなければメニエール病ではない。

naijino.png
メニエール病の本態は内リンパ水腫と言うことで、では。

Q:内リンパ水腫とは何ですか?

A:内耳の内リンパ系、膜迷路と呼ばれる蝸牛管、球形嚢などの中にある内リンパ液が増えすぎ、

内リンパ腔の圧が上昇し、膜迷路が膨らんで変形する病気と言われている。

内リンパ水腫は、内リンパ嚢での内リンパ液の吸収悪いか、

内リンパ液作りすぎで発生すると考えられていますが、

医学的にその原因は不明です。

しかし内リンパ水腫はメニエール病の発作が無い時にも存在すると考えらるので、

めまい・耳鳴り・難聴発作は膜迷路の破綻や、蝸牛管あるいは球形嚢と外リンパ腔の交通によるとの説が有力です。

脳脊髄液減少症からめまいがおきることや、

頭蓋骨矯正などの整体をするとで、めまいが改善する事があることから、

詳しくはまた書きますが、実は外リンパとはは脳脊髄液から流れて来ているもので、

頭蓋骨、特に側頭骨が下がることで内耳の外リンパへ行く流れが悪くなって、

外リンパ液の圧力が下がり、外リンパ液と膜迷路で接する内リンパ液の圧力が相対的に高くなって、

富士山の山頂に持っていったポテトチップの袋がパンパンに膨らむように、

内リンパ水腫が起きるというのがマイケル一条の「メニエール原因頭蓋骨の歪み説」です。

(注1)聴覚補充現象とはメニエール病に多い聴覚過敏症のこと。

聴覚補充現象では難聴なのに、子供が叫ぶ音、テレビの音、高音の機械音、高音の金属音、スクーターの排気音、

車の走行音などが響いて聞こえ、苦痛である。

(注2)内リンパとは

 内耳は膜迷路の中にある内リンパ液とその外側を取り巻く外リンパ液で満たされており、

内リンパ液の中には音の振動を知覚する蝸牛や平衡感覚を知覚する球形嚢と卵形嚢、

三つの半規管などがある。naiji.jpg

 内リンパ液と外リンパ液は壁で隔てられていて、普通混ざることはありません。

内リンパ液と外リンパ液とでは、ナトリウムとカリウムの成分比が極端に逆転しています。

破綻や瘻孔によりこれらの成分の構成比の混乱が生じるのが、めまい発作の機序とも考えられています。

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塩分(ナトリウム)の多い食事がメニエール病には良くないと言われ、実際に私の妻は悪化した。

しかし、マイケルの「メニエール原因頭蓋骨の歪み説」理論では、

ナトリウムの多い外リンパ液が増えた方が内リンパを抑えて良いはず。

しかし、急激に脳脊髄液(外リンパ液)が増えると、対抗して内リンパも圧力を高める。

その時、圧力に負けて、蝸牛窓から外リンパ液が漏れ出して急激に圧力が下がることで、

内リンパの圧力で膜迷路が膨らみ、破裂することで、発作が起きると考える。

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