下半身冷え症の整体法(梨状筋ストレッチ)
下半身冷え症とは、
足は冷たいのに、上半身は暑くて汗だく、
そんなタイプの冷え性。
《夏の冷え症》
- 夏なのに、短パンははけない。
- 夏なのにハイソックス。
- 夏なのに足元に電気毛布をかけないと眠れない
- 足元は冷えるけど上半身は汗が出る。
これは、足は血行不良で貧血状態なのに、
上半身は血液が多すぎる状態・・・。
下半身冷え症の原因とは?
では、なぜ足が冷たく上半身はのぼせる状態になるか?
下半身冷え症の原因は【お尻のコリ】が多い。
専門的に説明するならば、
下半身の冷えに関係する、重要な筋肉は、お尻の奥の、
梨状筋(りじょうきん)という筋肉。
下半身冷え症の人の、多くが梨状筋に痛みを感じる。
梨状筋がコルとなぜ夏の足の冷えになるのか?
猫背や前かがみの姿勢でいる事が多いと、
上半身の体重を足で支えるために、
お尻の筋肉に負担がかかる
↓
特に股関節を固定する梨状筋が硬くなる
↓
梨状筋の間に、坐骨神経が通っていて、
梨状筋が硬くなると坐骨神経が圧迫される
↓
下半身の血管の太さを調節する自律神経(の交感神経が刺激される)
↓
血管を閉める交感神経が刺激されると足の血管が細くなる
↓
下半身に血液が不足して筋肉が熱を作れない
↓
下半身が冷たくなる
↓
下半身が冷えているのを助けるために、上半身が熱を作りだす。
下半身型冷え症は40代から増える冷え性。
家事で立ちっぱなしや中腰での作業が増えたり、
育児で赤ちゃんを抱っこしたり、
デスクワークで長時間、座ったままの姿勢だったり。
若い時は筋肉のコリも寝て起きたらすっきりしていたのが、
40歳を過ぎたころから、なかなかコリがほぐれなくなる・・・。
病院ではすぐに、「更年期障害」とか「老化です。」とか言って、
諦めさせようとする。
下半身冷え症を改善するストレッチ
『老化だから仕方ない・・・』とあきらめる前に。
骨盤矯正や梨状筋のマッサージに整体院に行けば1回でスッキリすることが多いですが、
ここでは自分で簡単にできる梨状筋ストレッチをご紹介。
1.椅子に腰かける
2.右足の上に左足を乗せる
3.くるぶしの辺りを右手で押さえる
4.上げた方の足の膝をグッと肘で下に5秒押さえる
椅子が無ければ、これで↓
無理せず、もっと曲げられたら、
無理せず、どこまで出来るかやってみましょう
首の後ろまで行けたら完璧ですが、
アスリートでなければ、そこまで目指さなくても良いです。
このストレッチでお尻の筋肉に突っ張りや痛みを感じた人は、梨状筋が凝っている証拠。
自分の梨状筋がこってるか?これはお尻の奥にあるのでなかなか分からないですが、
この梨状筋ストレッチでチェックすることも改善することもできます。
梨状筋ストレッチチェックで痛みを感じた人は、
片側1回40秒を1日1~2回程、ストレッチしてみましょう。
今回は「夏なのに足だけが冷える下半身冷え症」を取り上げました。
次回は、「内蔵型冷え症」についてご紹介。
冷え症に整体が効果的な事は
一条整体学院 マイケル学院長がこんな本を出していますので、興味がある方は是非読んでみて下さい。
すっきり下半身美人になる減塩習慣 アチーブメント出版
子供たちの幸せを願うママのために
〒630-8115 奈良県奈良市 大宮町1-3-7 1F
↓子育て支援のために、クリックお願いします。