ストレスが不妊の原因になる理由とは?

2011年11月12日

ストレスが不妊の原因になる理由  
     
現代は、ただでさえ、ストレス社会。

 

なのに、35歳を過ぎた女性にとって、

 なかなか妊娠しないのは、

ガンの余命宣告レベルのストレスと言う専門家もいるほど、辛いこと。 
     

ストレスが原因で不妊になる研究結果が出ているし、

 

不妊のストレスがより妊娠を遠ざけることも。

 

詳しくはストレスは不妊の原因!その理由はホルモンのメカニズム参照

 

では、なぜ?

 

ストレスが不妊の原因になるのか、その理由を詳しく説明しましょう。
     

 

                              ストレスでの体のメカニズム         
     

 嫌な事があると、理性の脳と、 本能的な脳が闘い、

ここで、理性で本能を我慢するとストレスになる。

すると、脳は、嫌なことから逃げるために、体を緊張させ戦闘モードにする。

ストレスを感じたとき、 脳幹の視床下部から、

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)を分泌する。

そして、CRHは、脳下垂体と自律神経の2つの経路から作用する。 
     

                     CRHが 脳下垂体から働く経路   
     
視床下部から分泌されたCRHは脳下垂体に作用して、

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促す。

分泌されたACTHは、血液に流され、 腎臓の上の、副腎に届くと、

副腎は、コルチゾール(糖質コルチコイド)というホルモンを分泌する。

このコルチゾールは、ブドウ糖を作って血糖値を上げて戦闘モードにする。

つまり緊張して体を戦闘モードにするために、

コルチゾールというホルモンがブドウ糖を戦闘エネルギーとして用意するワケ。 
     
しかし、この戦闘モードは長く続くと、副作用がある。

コルチゾールは、免疫作用を抑えたり、

コルチゾールと同じく、戦闘モードで分泌するコルチコステロンというホルモンは、

脳の働きを抑える。

その結果、戦闘モード(=ストレス)が長引くと、

免疫力が低下し、病気にかかりやすくなり、

脳の働きが低下、作業効率が落ちる。 

一生懸命に頑張っている真面目な人が、

なぜが仕事や勉強の効率が悪い人が多い。

私が家庭教師を担当した子に多かった、

勉強が苦手と言う子が陥りがちなパターン。

不妊症に悩むまじめな女性に多いパターンでもある。
     

                        CRHが自律神経から働く経路    
     
 視床下部から分泌されたCRHは、 交感神経を活発にさせ、副交感神経を抑える。 
     
これも、体を戦闘モード(=ストレス)にするためで、
 交感神経からもノルアドレナリンを分泌、
さらに、副腎の髄質を刺激し、アドレナリンというホルモンを分泌させる。 
     
アドレナリンとノルアドレナリンもコルチゾールと同じく、
戦闘モード(=ストレス)にするためのホルモン。

だから血糖値を上げ、 心拍数を増やし、血管を収縮させ血圧を上昇させる。

このようにアルアドレナリン・アドレナリンは、互いに協力して、
脳やカラダに活発にするが、

活発にしすぎて、
戦闘モード(=ストレス)が長く続くと、疲れ果て、

自律神経失調症や欝などの原因になる・・・。 
     

 戦闘モード=ストレスで妊娠しなくなる理由のメカニズム 
     
ストレスで妊娠しにくくなるメカニズムを説明する。

ストレスが、 カラダを戦闘モードにする生理反応を上記したが、

このホルモンの分泌経路をまとめると、 
     
 
 ストレス時に戦闘モードをとらせるホルモンの分泌経路は、
 
視床下部→〈CRH〉→脳下垂体→(ACTH)→副腎皮質
 
 
 そして、排卵や月経をさせるホルモンの分泌経路も、
 
   視床下部→(GnRH)→脳下垂体→(FSH・LH)→卵巣
   
     
そう、女性ホルモンの分泌経路と司令系統が全く同じ。
     
最後は、副腎皮質と卵巣で違うが、司令系統は、同じく 視床下部→下垂体。

平常モードでは、女性の生理をコントロールしているが、

過度のストレスが長引く戦闘モードでは、

緊急事態にを最優先し、

生理など体の日常の活動を犠牲にしようとする。 
     
つまり、ストレスの対応で精一杯で、

女性ホルモンのコントロールどころではないということ。

自分の体のことで精一杯だから、

子孫を残すための余裕がない。

その結果、女性ホルモンの分泌が少なくなり、

 排卵障害や無排卵になることも・・・。 
     
もう一つの、

CRHが自律神経から働く経路では、

ストレスによって、 交感神経が活発になり、

副交感神経が抑えられる。

その結果、血管が収縮する。

だから、 血流が悪く、冷え性になりやい。

 私の尊敬する薬を使わないで何でも改善する医師 新潟大学医学部の安保徹教授は、

副交感神経が抑えられると、

月経血が逆流し、子宮内膜症を起こす、

血流障害が長引くと子宮筋腫が出来やすく、

さらに、免疫細胞の中の顆粒球が多くなるため、

卵管に炎症を起こしやすくなると指摘される。  
     
子宮内膜症、子宮筋腫、卵管の炎症、これらは不妊の原因ばかり。

だから、ストレスは不妊の原因になる。

 

 ストレス解消が大切  
     
不安や焦り、心配などのストレスが、

体外受精などの不妊改善でも、

どれくらい質の良い卵子が採卵できるか、

採卵後の受精率、

胚移植後の着床率、

妊娠継続率、

などの、すべての改善段階で、大きな影響があったと、
アメリカの研究でも明らかになった。

 
     
不妊改善は 肉体だけでは、 不十分。

心、つまり正しいストレス解消法が重要。

アルコールを勧める専門家(専門バカ?)もいるが、

よほどの酒好きでなければ、あまりストレス解消にならないことが、

最近の研究によって証明された。

ストレス解消なら正しい骨格調整が重要。

  ストレス解消も精神科のカウンセリングなど心だけで、

働きかけるからなかなか上手く解消しない。

向精神薬など妊娠しようとする女性に飲ませるべきではない。

 

心と体を同時にほぐすために、

心理カウンセリングと整体を同時に行うのが、

妊娠アシスト整体の特徴。

卵巣や子宮が入っている骨盤の矯正はもちろん、

視床下部・脳下垂体の入っている頭蓋骨矯正や、

自律神経と関係する背骨の矯正などを行い。

体がポカポカして軽く、呼吸がラクになり、自然に幸せな気分になった状態で、

不安を取り除く心理カウンセリングを同時に行うために、

初回は平均90分ぐらいで、そして心と体が軽くなるに従って、

だんだん60分ぐらいで大丈夫になる。

 

心のこだわりがなくなり、赤ちゃんは天からの授かりもの、

 

人間の努力だけでは授かれない、尊いことと気づき。

優しい心、平安で穏やかな心を取り戻した時、

 

この時こそ、ママになる資格が神様から認められると私は信じる。

 

必死なママ、余裕の無いママになんか、

 赤ちゃんだって生まれたくないですね。

 

大金を使って体外受精など、

 

必死に人間の小賢しい技術に頼ってさえ妊娠出来なかった女性が、

 

かわいい赤ちゃんを自然分娩で授かることなど、よくあること。

子供たちの幸せをねがう、

 

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